犯罪率 

 東京・秋葉原で、痛ましい事件があった。

 その最中、私は『マクロスF』のサントラ『娘フロ。』を強制リピート中。

 ここ最近、興味本位などではなく、普通の欲求として「人を殺す」という行為を渇望する気持ちと否応なく向かい合うことを余儀なくされている一人として、“癒し”と“現実逃避”を兼ねて、強制リピートしていたわけであるが。どうやら、それを書く頃合になっているようである。

 データ上、日本の犯罪率が極めて低いことは知られているが、実際には、深刻な犯罪としては普通に起こっても不思議はない状況であることも知られている。“臭いものには蓋”の御家芸が、時代の変化とも相俟って、現実に沿ぐわなくなっているためであろう。

 だから、今回の事件に際し、「痛ましい。」とは思うものの、それ以上の感情を持てと言われても難しい。私自身、こうして抱かされる感情(?)を制御し切れなくなったら、一身上のことを別としても、似たような行動に移っても不思議ではないように思うし。正直、今は、それぐらいにキツイ。



 以前は、「こうした心情が逆に、他人が人を殺す原因として肯定されているのではないのか?」という疑念があり、心情的にキリキリとさせられたものである。

 が、今は、そこまでのものはない。

 人一人が死ねば、その人一人に連なる様々な思念とも、私自身向かい合うことを余儀なくされる。それに際し、悪酔いして気持ち悪くなることもあるのが実際なのに、私自身が態々そこまで考える意味などないからな。誰も助けてなどくれないし。

 以前であれば、「現実に見合った社会的対応を。」などと殊勝なことを書いていたかも知れないが、今では、そこまでの気持ちはない。そもそも、日々を費やすのに精一杯で、他人を実際に殺すに至るような余裕もないからな。「人を殺しても、(一定の罰を負うなりしてでも)生きて行ける。」というような考え方が根底になければ、実際に人を殺したりしないって。甘えてるよ。そいつ。

 少なくとも俺は、そう思う。



“最近 仕事でむしゃくしゃ”(NHKオンライン 2008年6月9日 18時16分)

 東京・秋葉原で男女7人が死亡、10人が重軽傷を負った通り魔事件で、殺人未遂の疑いで逮捕された派遣社員の男は調べに対し、「最近、仕事のことでむしゃくしゃしていた」と供述していることがわかりました。警視庁は勤務状況などを詳しく調べて動機の解明を進めています。

 この事件で、警視庁は、殺人未遂の疑いで逮捕した派遣社員の加藤智大容疑者(25)の容疑を裏付けるため、9日午後、加藤容疑者が住んでいた静岡県裾野市のマンションの部屋を捜索しました。加藤容疑者は「2〜3日前に犯行を決意した。人が多いから秋葉原を狙った」と供述していましたが、その後の調べに対し、「最近、仕事のことでむしゃくしゃしていた。職場に不満があった」と供述していることがわかりました。

 加藤容疑者は青森県出身で、去年11月から、東京の人材派遣会社から裾野市の自動車車体工場に派遣されていました。会社によりますと、事件の3日前の今月5日の朝、工場に出勤した際、「作業着がない」と言ってそのまま帰宅したということです。翌日も無断欠勤したため会社が携帯電話に電話しましたが、連絡が取れませんでした。警視庁は、人材派遣会社や工場の関係者から話を聴いて最近の勤務状況などを詳しく調べ、犯行のいきさつや動機の解明を進めています。
[ 2008/06/09 21:35 ] 情報・私事 | トラックバック(-) | コメント(-)